世話
2025.01.11猫の留守番の注意点は?ペットシッター・ペットホテルどちらがおすすめ?
「子猫を迎えたけど、お留守番はいつから大丈夫?」
猫をひとりでお留守番させるのは心配…」
仕事や旅行、やむをえない外出などでかわいい猫ちゃんをお留守番させなければならない飼い主さんは、そんな疑問や悩みを持っていませんか。
猫は比較的お留守番が得意な動物といわれていますが、子猫の場合はどうでしょうか。
実は「猫は大丈夫と聞くからとお留守番をさせて帰ってきたら子猫が死んでいた・・・」という悲しい出来事も稀なケースではありません。
そんなことにならないためにも今回は、かわいい子猫のために知っておくべきお留守番の注意点について解説。長期で家を空ける場合に子猫を預けられるペットシッター・ペットホテルについてもご紹介します。
大切な猫ちゃんのために、お留守番をさせる前に、ぜひ最後までお読みください。
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子猫はいつから留守番できる?
子猫をひとりでお留守番させるのは、生後8週間を過ぎてからが望ましいでしょう。
しかし、最初から丸1日お留守番させることはおすすめしません。
【理由】
・子猫のうちは一日の中で複数回に分けてフードを食べる必要がある
・子猫はまだ体調が安定していないので、できるだけそばで様子を見るべき
子猫に留守番をさせる場合、まずは1〜3時間程度の短時間のお留守番から始めて、徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。
その後も個体差がありますので、生後3〜4ヶ月頃には半日程度のお留守番から様子を見ていきましょう。
特殊なケガや病気、不調などがある場合は、獣医に相談してからお留守番を決めるのがおすすめです。
猫は何日までお留守番が可能なのか?
お留守番が得意といわれる猫ですが、何日くらいなら留守番できるのでしょうか?
成猫の場合
一般的に猫の留守番は1泊2日程度なら大丈夫といわれています。
猫は「寝子」といわれるほど1日の大半を眠って過ごします。
このため1泊2日程度ならお留守番できる猫が多いでしょう。
また、ちまたで「猫は3日で飼い主を忘れる」ともいわれます。これは多くの猫がスキンシップで安心感を得る性質のため、孤独な時間が長くなるほど不安になり、警戒心も持つためと考えられます。
猫が2匹以上いる場合は互いにスキンシップが取れますが、1匹の場合はさらに孤独感が高まりやすくなります。
猫にとって「いつもの環境」が失われるのはストレスがかかるもの。
2泊以上留守にする場合は、ペットシッターやペットホテルに預けるのがおすすめです。
また個体差もあります。たとえ1泊であっても不安がる猫の場合は、ペットシッターに預けるとよいでしょう。
子猫の場合
子猫の場合は一日単位でのお留守番はできないと考えておきましょう。
前述のとおり、子猫は1日の中で複数回に分けてフードを食べる必要があります。
離乳期の子猫はフードをふやかしてあげたり、子猫用のウェットフードを与えたりする必要があるため、置き餌もできません。
離乳が進みフードを与えるのが朝晩のみでよくなれば、半日程度のお留守番は可能になります。
子猫の成長を見ながら徐々にお留守番の時間を伸ばしていきましょう。
猫ちゃんのお留守番に必要な環境と注意点
猫をお留守番させる場合、しっかりと環境を整えて、安全性にも気を配る必要があります。
具体的な注意点と対策は以下の通りです。
・子猫のお留守番にはケージがおすすめ
・成猫でも部屋の安全確認
・十分なフードと水を用意
・部屋やトイレはきれいに保つ
・室温管理に注意
・ライブカメラを設置
それぞれの内容を確認していきましょう。
子猫のお留守番にはケージがおすすめ
子猫の場合、お留守番中の事故を防ぐには、ケージで過ごしてもらうことがおすすめです。
ケージの中に寝床やトイレを用意し、外出する3日〜1週間前くらいから出入りを自由にしておけば慣れた環境になるため、お留守番中のストレスを軽減できます。
また、猫は上下運動をよく行う動物なので、ケージを用意する際は上下に段があり、高さのあるものを選ぶと良いでしょう。
成猫でも部屋の安全確認
成猫は慣れたお部屋で過ごす方がストレスなくお留守番ができます。
ただし、お部屋の安全対策が重要になります。
入れる部屋を制限する
キッチンや危険なものがある部屋(猫の危険になるものを1部屋に集めておくのもおすすめ)を封鎖し、猫が入れないようにしておきましょう。
猫の誤飲やからまりに注意する
室内に置く物にも注意が必要です。
小さいものやひも状のもの、ティッシュなどは誤飲の恐れがあります。
観葉植物のなかには猫がかじって中毒を起こすものもあるため、お留守番の際にはこれらの危険物は猫が触れられない場所に隠しておくようにしましょう。
十分なフードとお水を用意
成猫、子猫共にいえることですが、留守中は十分なフードとお水を用意しておくことが重要です。
お水は数か所に用意しておくのもおすすめですが、「自動給水機」があれば、常に水がなくなることがありません。
ごはんはセットした時間に給仕される「自動エサやり機」を用意するのがおすすめ。
自動エサやり機は、遠隔操作でもエサやりができるものを選んでおくことで、万が一セット通りエサが出なかったときも安心。
さらにカメラ付きなら、猫がちゃんとごはんを食べたかを確認できます。
猫は警戒心が強いので、自動給水機も自動エサやり機も留守の数日前から使用し、しっかり動作するかを確認すると共に、猫に慣れておく必要があります。
部屋やトイレはきれいに保つ
出かける際はできるだけ部屋をすっきりさせ、戸締りをしっかり確認してください。
また、猫のトイレはできるだけきれいな状態でお出かけしましょう。
排せつ物が溜まってしまうと不衛生な環境になり、締め切ったお部屋に臭いがこもります。
猫によっては不衛生なトイレで排泄しない子もいるので、部屋の隅などに排泄してしまう恐れもあります。
可能であれば排せつ物が自動で落下して猫砂の清潔が保てて、臭いが部屋に拡がらないボックス型のトイレもおすすめです。
新しく導入する場合は、3日〜1週間前くらいから慣れさせておくと安心です。
室温管理に注意
猫を留守番をさせるときに最も重要なのが室温管理です。
夏場は特に注意しましょう。
夏場の閉め切った室内は蒸し風呂状態で、非常に危険です。
夏場のエアコンの設定温度は27℃前後が望ましいと言われています。
また、子猫をケージ内でお留守番させる場合は、エアコンの風が直接当たらないように角度に注意を。子猫が「暑い」「寒い」と感じたときに別の場所に移動できるようにしておくことも大切です。
お留守番のあとには猫をたくさん褒めてあげたり、遊んであげたりして、猫を安心させてあげ、「お留守番をすればいいことがある」と感じさせてあげましょう。
ライブカメラを設置
留守中の猫の様子が確認できるよう、ライブカメラを設置しましょう。
猫がよくいるお気に入りの場所や部屋の移動が分かる箇所など、できれば複数に置いておくと様子が確認しやすくなります。
また、猫の動きに合わせてカメラが首を振るタイプもおすすめです。
猫のお留守番トラブル体験談事例
子猫に限らず、成猫や老猫でも留守番中のさみしさや、人の目のない解放感から問題行動を起こすことがあります。
以下は猫の留守番中に起こったトラブル事例です。
どうすればいいのか、対策もお伝えしますので参考にご覧ください。
トイレの粗相
1泊だけして帰宅したら、私の布団に猫がおしっこをしていました。洗っても臭いがなかなか取れず、結局、買い換えることになりました。普段は絶対しないことなので、驚きました。
【対策】
猫はさみしさから、普段はできているトイレをわざと違う場所ですることも。
またトイレが片付けられてないと、別の場所で排泄することもあります。
さみしがり屋の猫ちゃんなら、ペットシッターに預けるのもひとつの手段。
トイレが汚いとしない子なら、トイレを複数用意しておくことがおすすめです。
破壊行動
泊りの外出から帰ってきたら、棚の上の花瓶が床に落ちて粉々に・・・。ずっと同じ場所にあったから安全だと思っていました。
猫はケガしていませんでしたが、高価な花瓶だったのでショックです。
【対策】
人間がいないことで、猫がストレスや退屈から、普段と違う行動を取るケースも。
出かける前は落とされて困るものや危険なものはないか、今一度確認して安全な場所に移動しておきましょう。
誤飲
日ごろからあまり人に寄ってこないし、いつも寝てばかリの老猫なので大丈夫だろうと、十分なフードやお水を用意して2泊してきました。
帰宅した翌日に気づいたのですが、部屋の隅にあったヒーターのコードに食いちぎられた跡が!? 少しだけでしたが、危ないと焦りました。
【対策】
猫は口で噛みついて遊ぶ子も多いもの。特にひも状のものや転がりやすい小さなものには注意が必要です。コードは感電のリスクもあるのでカバーなどをしておくと安心です。
盗み食い、ゴミあさり
留守から帰宅したら閉めていたつもりの戸棚が空いていて、中にあった猫のフードが表に出て散乱していてびっくり!
またキッチンにあったバナナも食いちぎられていました。バナナを食べるとは思いませんでした。
【対策】
猫はどこにフードがしまってあるのか分かっています。ほんの少しの隙間でも手を差し込んで、器用に開けてしまうことも。
留守の間はフードが締まってある棚の扉が開けられないよう、ただ閉めるだけでなく、開けられない工夫が必要になります。
また人間の食べ物もかじる可能性はあるので、猫が触れられない場所にしまっておきましょう。
長期間の留守番をさせるときの対処法
猫をひとりで長期間留守番させるのは難しいですが、仕事などの都合でどうしても家を開けなくてはいけない場合もあるでしょう。
そんなときは、猫の世話をしてくれるサービスも上手に利用するのがおすすめです。
猫を預けられるサービスにはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
キャットシッターに猫を預ける
猫は自分の縄張り(=家)で過ごすことに最も安心感を抱きます。
留守中の子猫のお世話をキャットシッターに依頼すれば、普段と近い環境で過ごすことができるためストレスを最小限にすることができるでしょう。
キャットシッターに依頼する場合、丁寧なヒアリングのうえ個々に合わせたお世話をしてもらえることが特徴です。
手ごろな料金でしっかりみてもらえるキャットシッターなら「セワクル」がおすすめです。
動物病院に猫を預ける
動物病院によってはペットを預かってくれる場合もあります。
動物病院は獣医がいるため、万が一猫が体調をくずしたりケガをしたりした場合、すぐ診てもらえるメリットがあります。
持病のある子猫には最適な選択肢でしょう。
ただし、動物病院に預ける場合ケージの中で過ごすことが多いため、ストレスを感じやすいかもしれません。
ペットホテルに預ける
ペットホテルはその名の通り、ペット専用のホテルです。
ペットが快適に過ごせるよう空調やお水がすぐ飲める環境が整えられているのが特徴です。
動物の扱いに慣れた専門のスタッフが見守ってくれるのもペットホテルのメリット。
多くのペットホテルでは、人間のカプセルホテルのように上下にゲージが並び、いろいろなペットがお泊りできるようになっています。猫以外のペットもいますが、エリア分けされていることが多いでしょう。
プランによってケージフリーなど、よりストレスを感じにくい配慮がなされています。
猫のお留守番に関するQ&A
かわいい猫をお留守番させるのはいろいろ不安や心配があるもの。
ここからは、猫のお留守番に関するよくある疑問にお答えしていきます。
猫は留守番とペットホテルどちらがストレスを感じにくい?
猫の気持ちを考えるなら、自宅での留守番のほうがストレスは少なくなります。
猫は縄張り意識が高いため、見知らぬ環境やほかの動物が一緒の空間にいると高いストレスを感じます。
猫のストレスを重視するなら、自宅で留守番の方がストレスが少ないといえるでしょう。
ただし、猫の留守番には注意点があります。長期の留守番の際は自宅よりペットホテルの方がよいでしょう。
猫にはペットシッターとペットホテルどちらがおすすめ?
ペットシッターは自宅、またはペットシッターの自宅で猫を預かるサービス。
ペットホテルはペットホテル内に並んだケージ、またはフリースペースでお泊りするサービスです。
ペットシッターの場合は、猫のストレスがかなり軽減されるというメリットがあります。
ペットホテルは空調やフードなどが十分に用意されており、幅広いペットを迎えいれられるというメリットがあります。
猫それぞれに性格が違うので一概にはいえませんが、一般的に猫は慣れていない人や場所が苦手なので、ペットシッターにみてもらう方がストレスが少なく過ごせておすすめです。
猫のペットシッターの料金相場はいくらくらい?
キャットシッターに依頼した場合の料金の相場は以下の通りです。
猫のお世話の料金相場:3,500円~4,000円
猫のお泊りの料金相場:4,500円~50,000円/1泊
このほかにも複数匹の場合や延長料金、季節料金などがかかる場合も、くわしくは「キャットシッターの料金プラン」を参考にしてください。
猫をペットシッターに任せてトラブルはある?
ペットシッターは多くの人が利用しており、トラブルがないケースがほとんどです。
ただし、自宅に来てお世話をするため、盗難や破損などのトラブルがあるケースもないとは言い切れません。
また知識や経験の少ないバイトのペットシッターが子猫の誤飲にきづけず猫が死にかけるというトラブルも発生する可能性が0ではありません。
こうしたトラブルの際、保証がなかったり、個人のペットシッターで連絡が取れなくなったりするケースもあります。
ペットシッターは経営母体がしっかりしていて、保証が付いているサービスを選ぶことをおすすめします。
猫のペットシッターに資格はあるの?
動物を扱うための知識を学び取得できる資格は、実はたくさんあります。
そのなかで、猫ちゃんのお世話に役立つ主なものを紹介します。
・日本ペット技能検定協会のキャットシッター資格
・日本ペットシッター協会のペットシッター士
・日本愛玩動物協会の愛玩動物飼養管理士
もっと知りたい方は、「ペットシッターの資格」をご覧ください。
猫の世話代行はセワクルが安心な理由
資格を持ったキャットシッターに任せられる
セワクルに猫ちゃんを預けると、資格を持ったペットシッターにみてもらうことができます。
猫の習性や生態をしっかり分かっているから、猫にストレスを与えず、万が一のときにも対応でき、安心です。
キャットシッターの自宅でしっかりみてもらえる
家の外(縄張り外)がとても苦手な猫ちゃんは、知らない人やほかの動物にも強い警戒心があります。
セワクルに猫をお泊りで預ける場合は、ご自宅だけでなく、ペットシッターの自宅でできるだけストレスなく過ごせるようにお世話するプランもあります。
自宅に他者をあげるわけではないので、飼い主さんも安心です。
保険や保証がしっかりしている
どんな生き物でも急な体調不良やケガがないとはいいきれません。セワクルでは、万が一のときのために保険に加入し、経済的負担もカバーできます。
また、飼い主さんがお世話に満足できない場合は、全額返金保証を利用することも可能。自信があるから、保証を付けています。
セワクルで猫のペットシッターに預ける流れ
セワクルに猫ちゃんを依頼する際のなかでは以下の5ステップ。
- 問い合わせ・予約
- 事前の打ち合わせ
- 契約
- 猫ちゃんのお世話
- 合鍵の返却(必要がある場合)
セワクルでははじめに電話またはLINEで相談や予約を行います。
その後、事前にペットシッターがご自宅に伺い飼い主さんと猫ちゃんに実際に会って、詳しい打ち合わせを行い、打ち合わせ内容によってかかる料金を出してからの契約となります。
詳しくは、打ち合わせの段階で質問することができますので、まずは電話またはLINEでご相談ください。
お電話でお問い合わせ:0120-4896-51
電話受付時間:11:00 〜19:00(土日祝も受付)
セワクルを利用した人の体験談・口コミもぜひご覧ください。
猫の留守番が終わったら猫に合わせたコミュニケーションを
猫は3日以上留守にすると、飼い主さんがいない状況に慣れているので警戒します。
留守番が終わったら、飼い主さんは猫の様子をみながら徐々にコミュニケーションを取っていきましょう。しばらくすれば猫は飼い主さんがいる状況に慣れて安心してくれます。
猫によって性格は違いますが基本はさみしがり屋なので、留守番が終わったらなでてあげたり、美味しいおやつをあげたり、たくさん愛情を伝えてあげてくださいね。
また留守中の猫も飼い主さんも安心して過ごすために、上手にペットシッターを利用してみてください。セワクルなら離れている間も猫の報告書を確認できるので安心です。