世話
2025.01.11犬のお留守番は何時間まで?共働きや旅行中に犬を預ける場所や注意点
多くの飼い主さんが、犬にお留守番をさせている時間は3〜9時間くらいと言っています。
だからといって、あなたのワンちゃんも同じ時間お留守番させていいとは限りません。
犬にも個性があり、年齢や状況によっても、あなたの犬がお留守番できる時間は変わります。
無理をさせるとワンちゃんが不安やストレスを感じてしまいます。
ストレスは犬の心や体によくない影響を与える恐れがあるので、注意が必要です。
そこで今回は、犬がお留守番できる時間はどのくらいなのか。
犬をお留守番させるときの注意点や、長時間留守にする場合に犬を預けられる場所を紹介します。
大切なワンちゃんのために、ぜひ最後までお読みください。
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犬は何時間くらいお留守番できる?
どうしてもワンちゃんを置いて外出しなければならないとき、犬は何時間くらいひとりで待っていられるのでしょうか。
まずはじめに、「一般的にいわれている犬がお留守番できる時間」をお伝えします。
しつけができた犬のお留守番は10時間程度
しっかりしつけできている犬であっても、お留守番できる時間は10時間以内といわれています。
犬によって差はありますが、だいたい6時間を超えるとワンちゃんは飼い主さんの帰りを気にし始め、そわそわ家の中を歩き回るように。
10時間以上経つと、空腹になって物をかじったり、トイレが我慢できなくなって排泄してしまったりするワンちゃんもいます。
子犬は2~3時間が限度
子犬はケガや急変のリスクが高く、人と離れると不安になりやすいため2〜3時間がお留守番の限界と考えておいた方がよいでしょう。
また、子犬は食事を一気に取れないため、こまめなごはんの準備が必要。
さらにトイレも1日に3〜6回程度必要です。
犬種によっても違いがあり、トイプードルやヨークシャテリア、ポメラニアン、ゴールデンレトリーバーなど、甘えん坊な犬種の場合は特に注意が必要です。
子犬は不安になると鳴き出したり、うろうろしたり、興奮して走り出したりする子も。
長時間、不安な状態が続いたり、繰り返し不安な状況が続くと「分離不安症」になってしまう恐れもあります。
子犬にひとりでお留守番をさせることは、極力させた方がよいでしょう。
シニア犬は4~5時間
老犬は寝ている時間が多いものの、容体の急変やケガをしやすいため、お留守番時間は長くても4〜5時間。最長でも8時間以内には帰宅した方がよいでしょう。
高齢で体が弱っているなら、留守番自体させないように。
不安な場合は、ペットシッターに来てもらうことをおすすめします。
シニア犬について詳しくは「ペットシッターが老犬を預かってくれるサービス」も参考にしてください。
犬を12時間以上は留守番させない
健康な成犬であっても12時間以上の場合は、犬が慣れている知人かペットシッターに預けることをおすすめします。
12時間以上、犬を一人でお留守番させると、空腹や排せつなど生理的欲求によるストレスが高まります。
トイレも我慢の限界を超えてしまうため、どんなにおりこうなワンちゃんでも室内で排泄してしまうでしょう。
また、飼い主さんを探し求めてもいないことに疲れ、ぐったりしてしまいます。
さらに、犬はどんな行為が飼い主さんから怒られるかを覚えているため、仕方なく排泄してしまったとしても怒られると思い、よりストレスを感じてしまいます。
犬のためにも室内を汚されてしまわないためにも、12時間以上、犬をお留守番させることは止めましょう。
ケガや病気の犬は留守番せない
年齢にかかわらずケガや病気をしている犬を留守番させることは危険です。
さみしさから無理な動きをして、容体が悪化したり、ケガをしたりする恐れがあります。
容体が悪化したとき、すぐ対応できれなければ最悪の事態になってしまうことも・・・。
ケガや病気の犬は、短い時間でも一人でお留守番させるのは止めましょう。
犬のお留守番はケージか放し飼いかを決めるポイント
犬にお留守番をさせる場合、ケージに入れるべきか、離し飼いのままででかけるか悩みますよね。
できればケージに入れた方が犬も家も安全ですが、ケージに強いストレスを感じてしまう子の場合は、以下の基準で考えてみるとよいでしょう。
以下は、あくまでも基準になります。個体差がありますのでワンちゃんごとに注意が必要です。
また、以下の内容はそれぞれが関連していますので、1つだけを参考にしないようにしてください。
お留守番時間
30分程度のお留守番なら普段の環境に近いので、犬にもよりますが放し飼いでも問題ないでしょう。
1時間、2時間・・・とお留守番時間が長くなるほど犬は落ち着きがなくなり、飼い主さんを探すようになります。落ち着きがなくなるとケガをする恐れがあります。
また空腹になると食べ物を探して、フード以外のものを誤飲してしまうことも。
さらに長時間になると室内で排泄してしまう可能性もあるので、放し飼いのリスクが上がります。
この場合はケージに入れた方がよいですが、あまり長時間になると犬がエネルギーを発散できなくなるので、ストレスが溜まってしまいます。
ケージに入れるかどうかは、時間だけでなくほかの項目と併せて考える必要があります。
家の環境
犬が行き来できる安全なエリアを確保できるなら、その制限で放し飼いは可能です。
ただし、どんなに整った環境でもお留守番が長時間になるほど、犬の不安やストレスは上がります。
また、お留守番の時間帯に近隣で大きな音がする工事など行っている場合も、犬が一人で不安になってしまう可能性があります。
こうした家の環境も考えて、犬にとって安心できる環境を整える必要があります。
放し飼いにしながらも、犬が避難できるケージを設置しておくのも一つ。
犬がケージに入るか、ケージ外に出るかを決めることができます。
犬の性格・ストレス
いたずら好きな犬はケージの方が安全です。
ただし、普段からケージに入ることに高いストレスを感じる犬は入れない方がいいでしょう。逆にケージのような空間が落ち着くというワンちゃんなら、ほどほどの時間内ならケージがおすすめです。
犬の状態
「病気やケガがある」「興奮状態」など、犬の状態と上記の条件を考えたうえで決めることが必要です。
ここでご紹介したのは、あくまでも目安です。実際には、犬の個性や環境を考えると、ワンちゃんにとって最良の方法は変わってきます。大切なことは、犬の安全やストレスを考えることです。
できれば個人で判断せず、犬の知識があり、そのワンちゃんを知っている獣医やペットシッターに相談しましょう。
犬をお留守番させるときの注意点と対策
やむを得ず犬をお留守番させなければいけなくなったら、以下の点に気を付けましょう。
ここでは、犬をお留守番させる際の、注意すべき点と対策をお伝えします。
・犬が安全で安心できる環境を整える
・ペットカメラを設置する
・お留守番のための犬のしつけをしておく
・安全性の高いケージを用意する
・共働きで12時間以上毎日ならペットシッターを利用する
・一泊以上ならペットシッターに預ける
それぞれのポイントを見ていきましょう。
犬が安全で安心できる環境を整える
犬をお留守番させる場合、犬が安全で安心できる環境にしておくことが必須です。
以下のポイントを抑えましょう。
・ごはん、お水、トイレなど快適に過ごせる準備
・室温や湿度など犬にとって快適な空調環境 ・ケガしないよう危険なものを触れないようにしておく ・犬が遊べるおもちゃを用意しておく ・落ち着けるケージやクレートを設置しておく |
自動給餌器などがあると、ワンちゃんが一気にごはんを食べ過ぎてしまうのを防げます。
また出かける際は明るくても、帰宅時に暗くなってしまうようであれば、電気はつけたままにした方が犬が不安になりにくくなるでしょう。
ペットカメラを設置する
万が一の体調不良やケガ、災害時など犬の異変に気づけるようペットカメラを設置しておくのがおすすめです。自動給餌器にカメラが付いているものもあります。
ペットカメラは、普段ワンちゃんがよくいる場所に向けましょう。
可能ならペットカメラは死角がないように、首振り機能があるものや、センサーで犬を追いかけてくれるもの、数台設置するなどしておくと安心です。
お留守番のための犬のしつけをしておく
日ごろからお留守番の訓練をしておくと、急なお留守番のときにも安心です。
犬は頭のいい動物なので、事前に教えておくことである程度、留守番時の不安を軽減できます。ただし、飼い主さんがいないことで予想外の行動を取るケースもありますので、訓練をしていても、ほかの注意点は守りましょう。
しつけの仕方がわからないときはペットシッターに頼ってみるのもおすすめです。
安全性の高いケージを用意する
ケージ内でのお留守番でも、放し飼いでもハウスとしてのケージを用意しておくのがおすすめです。
ケージは、ワンちゃんに合わせたサイズと強度があるものを選びましょう。
一時的だからと安いケージにすると、犬が倒してしまいケガの原因になることもあるので注意が必要です。
共働きで12時間以上毎日ならペットシッターを利用する
どんなに環境を整え、訓練をしていても、共働きなどで毎日12時間以上、犬に留守番をさせるならペットシッターを頼みましょう。
ペットシッターが1日2回程度来るだけでも犬のストレスは軽減され、犬の快適な環境を守ることができます。
忙しい共働きのご夫婦なら、お散歩代行も依頼すると毎日の負担が軽減できます。
その分、休日には思いきりワンちゃんと遊んであげてくださいね。
一泊以上ならペットシッターに預ける
犬は飼い主が不在だと不安になり、高いストレスを感じる動物です。
飼い主と離れる場合は、犬を安心できる人に預けるのがベストですが、ペット 生き物を知人に預けるのは相手にとっても大きな責任と負担がかかるものです。
プロのペットシッターなら犬も飼い主も安心。専任のペットシッターができれば、犬にとっても馴染みの人になるのでその時間も楽しみにするようになります。
一泊以上、家を空ける場合は犬を一人にさせないようにしましょう。
「犬のお留守番がかわいそう」と心配ならセワクルのペットシッターにおまかせ
飼い主さんが大好きなワンちゃんにとって、お留守番はさみしい時間。
また、普段のように「お腹すいた」「お散歩行きたい」と訴えることができなくなるため、物をかじって誤飲したり、室内で排せつしてしまうなんてことも・・・。
飼い主さんも、留守番中のワンちゃんがさみしがっていないか心配になりますよね。
そんなときは、セワクルのペットシッターに頼ってみてはいかがでしょうか。
【セワクルのペットシッターの特徴】
・資格を持ったドッグシッターが来る ・犬のストレスがない自宅でみてくれる ・お泊りはペットシッターの自宅でみてもらえる |
大切なワンちゃんのためにセワクルのペットシッターがおすすめな理由をお伝えしますので、ぜひ参考にご覧ください。
資格を持ったドッグシッターが来る
セワクルでは、動物を扱う専門資格を取得したペットシッターがあなたのワンちゃんのお世話をします。
資格習得のために動物に関する知識をしっかりと学んでいますので、犬の生態を理解し、さまざまな行動にもしっかり対応できます。
犬のストレスがない自宅でみてくれる
ペットシッターはケージで預かるペットホテルとは違い、ご自宅でワンちゃんのお世話をします。
普段の環境で過ごせるから、ワンちゃんも安心。
お散歩もいつものコースで回れるので、ワンちゃんもストレスなく楽しめます。
飼主さんもペットホテルまでワンちゃんを連れていく負担なく、犬を預けられるので便利です。
お泊りはペットシッターの自宅でみてもらえる
お泊りで犬を預ける場合は、セワクルの「お泊まりプラン」や「ペットシッターホテル」があります。ペットシッターホテルとは、ペットシッターのご自宅でワンちゃんをお預かりするサービス。
ほかの動物と一緒の空間に並べられたケージのなかで過ごすペットホテルより、ワンちゃんがくつろぎやすい環境です。また、あなたのワンちゃんだけに合わせた空調や照明の環境で、しっかりみてもらうことができます。
詳しくは「セワクルのペットシッターホテル」をご覧ください。
犬はお留守番をさみしいと思っています!できるだけストレスのかからない準備を
ワンちゃんはあなたのことが大好き!
飼い主さんがいないと、はじめはお利口に我慢していても、どんどんさみしくなり、吠えたり探し回ったりしてしまうでしょう。
やむを得ずワンちゃんにお留守番させるときは、できるだけ犬にストレスがかからない準備をしましょう。また、安全に過ごせることが最も大切。
長時間になる場合は、ペットシッターに来てもらい、ワンちゃんも飼い主さんも安心して過ごせるようにするのがおすすめです。