ペットシッター
2021.11.25男性もペットシッターできる?大型犬のお世話なら男性のペットシッター
男性もペットシッターできる?大型犬のお世話なら男性のペットシッター
動物好きの方の中にはペットシッターになりたい方もいるはずです。
それは男性でも例外ではありません。
しかし、ペットシッターというと女性が多い職業ですので、「男性でもペットシッターになれるのか?」と不安に思う方もいることでしょう。
今回は上記のような不安を持つ方に向けて、男性でもペットシッターは可能かどうかを紹介します。
この記事でわかること
- 男性がペットシッターとして稼いでいく方法
- 男性ペットシッターにおける収入の目安
- 男性がペットシッターとして活躍していくために必要なこと
男性がペットシッターとしてやっていく方法3選
男性がペットシッターとしてやっていくためには3つの方法があります。
それが以下の方法です。
- 開業して働く
- ドッグトレーナーの資格と併用する
- 大型犬を飼っている方にターゲットを絞る
それぞれの方法の特徴を紹介します。
開業して働く
男性がペットシッターとして働くのであれば、開業して働くのも方法の1つとして考えられます。
ペットシッターは女性の求人が多い職種です。
そもそもペットシッターの求人情報で、男性の募集をしていない場合があります。
少ない求人を待っていては、いつまで経ってもペットシッターとして働けない可能性もありえるでしょう。
そのため、自らが事業主となった方が、ペットシッターとして働ける可能性が広がります。
ドッグトレーナーの資格と併用する
女性の求人が多いペットシッターという業界の中で男性が働いていくためには、何か付加価値を付けなくてはいけません。
そこで、ペットシッターと相性の良い「ドッグトレーナー」の資格を取得することをおすすめします。
ドッグトレーナーは、しつけや訓練を犬に実施する職業です。
ドッグトレーナーの資格を取得することで、「おすわり」や「待て」などの基本的なしつけから、問題行動の矯正までさまざまな訓練をペットに施せるようになります。
ドッグトレーナーの資格を取得できれば、「しつけもできるペットシッター」として活躍の場が広がります。
下記は資格について説明しているので参考にしてみてください。
https://sewakl.jp/wp/column/1005-2/
https://sewakl.jp/wp/column/1023-2/
https://sewakl.jp/wp/column/1001/
大型犬を飼っている方にターゲットを絞る
男性のペットシッターであれば、大型犬を飼っている飼い主にターゲットを絞った方が良いです。
大型犬は見た以上に力がありますので、散歩などの際に女性の力では対応できない場面もあります。
大型犬を飼っている方の中には、女性のペットシッターでは不安を感じる飼い主もいるはずです。
そこで、大型犬の場合は女性よりも力のある男性のペットシッターが求められます。
ペットシッターの収入目安3パターン
ペットシッターの雇用形態として、以下の3パターンが挙げられます。
- アルバイト
- 正社員
- 独立・開業
雇用形態に応じて年収の目安は異なりますので、それぞれの雇用形態での収入の目安を紹介します。
アルバイトの場合
ペットシッターのアルバイトの場合、専門的なスキルが求められますので1,000円以上の時給で働けます。
特に都心で働くのであれば、時給1,200円以上なんてことも珍しくありません。
そのため、時給1,000円で1日5時間労働を月20日もすれば、月10万円は稼げます。
少なく見積もっても上記の金額ですので、さらに働けば正社員で働くよりも稼げるかもしれません。
正社員の場合
ペットシッターの求人はほとんどの場合が、アルバイトや業務委託といった雇用形態です。
それは都心部であっても変わりません。
しかし、求人サイトを参照してみると、中には正社員で求人を出している会社もあります。
正社員募集の求人の場合、「月給が18万円〜28万円」といったところが平均になるでしょう。
ペットシッターは資格が考慮される職業ですので、20万円以上もらえる方はペット関連の資格を取得している場合がほとんどです。
ただし、資格を取得してキャリアアップしたとしても、給料の上限は限られています。
そのため、正社員として働くのであれば、お金以上に動物と接することを大切にしたいという気持ちが大切です。
開業した場合
開業した場合には月30万円程度の稼ぎは見込めるでしょう。
ペットのお世話1件あたりの稼ぎは、3,000円といわれています。
集客の問題は抜きにして、コンスタントに1日4件も仕事がこなせれば、日給は1万2,000円です。
つまり休みなしでフル稼働した場合、月で36万円稼げます。(月30日計算の場合)
ただし、この月36万円は費用を一切考慮しない場合の計算です。
さらに、休日もなしです。
実際に開業して経営していくためには、お世話するために必要な道具などの費用がかかります。
利益ベースで考えると想像していた稼ぎより安くなってしまうかもしれません。
そのため、開業する際には入念な事業計画を立てることが大切です。
https://sewakl.jp/wp/column/1009-2/
ペットシッターは女性の方が向いている?
ペットシッターは女性の方が勤務している場合が多いことから、女性の方が向いている職業です。
ペットシッターで女性の方が有利になる場合として、以下の場合が考えられます。
- 女性の一人暮らし
- 夫婦のみで暮らしている場合
- 家族のいない時間が多い、大人数の家庭
特に夫婦のみで暮らしている家庭にとっては、女性のペットシッターが優遇されやすいです。
なぜなら、ペットを飼育している夫婦のほとんどが、奥様がペットの面倒を見ているケースが多いからです。
ペットの面倒は奥様が見ていることが多いことから、事前のペットシッターとの打ち合わせは奥様と行われることが一般的でしょう。
その際に、ペットシッターが男性であれば、見ず知らずの男性を家庭に招き入れることになります。
プライベートな領域に男性がいることを、不安に思う女性もいるはずです。
そのため、ペットシッターを希望する場合には、一般的に女性の方を希望することが多い傾向にあります。
男性に向いているペットシッターの形とは
女性の活躍が目立ちやすいペットシッターですが、働き方次第では男性の活躍も可能です。
特に男性のペットシッターが求められるケースとして、大型犬のお世話をしてほしいケースが考えられます。
大型犬のお世話をする際には、大型犬の力に負けない程度の力が必要です。
もちろんその際には、女性であっても対応できるかもしれませんが、万が一のことを考えると男性の方が安心してペットを任せられます。
また、ペットシッターといえば犬や猫の世話がほとんどですが、中にはそれ以外の動物のお世話を頼まれることもあります。
それはトカゲやヘビなどの爬虫類です。
爬虫類も立派なペットですので、時にはお世話を依頼されることがあります。
しかし、女性ペットシッターの中には、爬虫類にまで知識が及んでいない方も多いです。
さらに、独特な雰囲気のある爬虫類のお世話自体ができないという女性の方もいらっしゃいます。
そこで、比較的爬虫類に抵抗の少ない男性のペットシッターが重宝されます。
とはいえ、爬虫類のペットシッターはまだまだ需要が少ないのが現状です。
急に爬虫類のブームがくるとは考えにくいですので、少ない需要に対してアプローチしていく必要があります。
大型犬のお世話なら男性のペットシッターを選ぶ3つの理由
大型犬のお世話であれば、男性のペットシッターの出番です。
大型犬のお世話で、男性のペットシッターを選ぶ理由は以下の3つです。
- 男性の方が力負けしないため
- 老齢犬のお世話にも向いている
- 丁寧に対応してくれる
それぞれの理由が持つ特徴を紹介します。
男性の方が力負けしないため
体型のしっかりしている大型犬は力が強いです。
そのため、女性の力では対応しきれない可能性があります。
そこで、男性ペットシッターの力が頼りになります。
特に高齢者の方がペットの飼育者である場合、大型犬の散歩を男性ペットシッターに依頼することが多いです。
なぜなら、大型犬の力に負けてしまう可能性があるからです。
体力も力もある男性ペットシッターは、高齢者が飼っている大型犬のお世話には最適でしょう。
老齢犬のお世話にも向いている
ペットシッターがお世話する大型犬は、足腰が弱っている場合があります。
特に老齢になった犬は動きが鈍るものです。
寝てばかりいる大型犬もたまには動かさないと運動不足になってしまいますので、ペットシッターが動きをサポートしてあげる必要があります。
そこで、力のある男性ペットシッターの腕力が必要です。
大型犬に明確な定義はありませんが、25kg以上の体重がある犬は大型犬として呼ぶのが一般的です。
25kgともなると、相当な腕力が必要になります。
そのため、女性よりも腕力がある男性の方が安定して大型犬の運動のサポートができるでしょう。
丁寧に対応できる
先述した通り、大型犬の体重は25kgより重いです。
寝たきりの大型犬を移動させたい場合には必然と持ち上げることになりますが、25kgともなると相当な腕力が必要になります。
女性ペットシッターでは持ち上がらない可能性があります。
たとえ持ち上げられたとしても、犬の姿勢が安定しないかもしれませんので、飼い主は不安になってしまうでしょう。
そのため、力に余裕のある男性のペットシッターの方が大型犬のお世話には向いています。